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コラム

線維芽細胞とは?働き・増殖させる方法・減少の理由など一挙解説

投稿日:

ハリ・ツヤのある若々しい肌をキープしたい、取り戻したいと思った場合、大きく関与してくるのが線維芽細胞(せんいがさいぼう)という細胞です。

線維芽細胞にはどんな働きがあるのか。また、減少してしまう理由や、線維芽細胞を増やしたいと思ったらどういった対策をとればよいのかなど、広く解説します。

線維芽細胞とは

Fibroblast / 繊維芽細胞出典元:Wikipedia / 線維芽細胞

線維芽細胞(英語:Fibroblast)は、肌の弾力やハリを保つのにかかせないコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどをつくりだす働きをもつ細胞です。

コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった単語は、美容用語の中でもよくでてくるため、聞き馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

線維芽細胞の働きがなければ、弾力のある若々しい肌を保つことは不可能なのです!

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線維芽細胞の働き

健康的な肌を保つのに重要な成分をつくりだす線維芽細胞ですが、その他にも美肌づくりに繋がる働きがあります。

新しい血管をつくる

線維芽細胞は新しい血管をつくる

線維芽細胞は、新しい血管をつくります。

細胞増殖因子のVEGF(Vascular Endothelial Growth Factor)を放出すると血管の内皮細胞に働きかけられ、新しい血管が形成されていきます。

新しい血管は「若々しく活発な血管」ですから、結果的に美肌づくりの要素になります。

古くなった成分を分解して新陳代謝をスムーズに

壊す

肌に好影響をもたらすコラーゲンやヒアルロン酸も、古くなってしまっては質が落ちるため、新しいものと入れ替えていかなくてはいけません。

線維芽細胞は、古くなったコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどを分解する働きがあります。

古い成分を分解することで新陳代謝をスムーズにし、新しくうまれたコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを働きを活発にしやすくするのです。

女性ホルモンをつくる

女性ホルモン

線維芽細胞は、美肌づくりの強い見方となる女性ホルモン(エストロゲン)をつくる働きがあります。

男性ホルモン(アンドロゲン)をエストロゲンに変える酵素を線維芽細胞が放出。

これにより、女性ホルモンが生成されます。

さらに詳しく

女性ホルモンは肌の潤いを保ったり、コラーゲン生成のサポートをする働きがあります。

線維芽細胞が生み出す3つの成分の働き

美肌

線維芽細胞は、美肌にかかさせないコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを生成する細胞です。

「自ら生み出す」という意味では、線維芽細胞だけがこれらを生み出すことができます。

ここでは、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンが美肌づくりにどれだけ重要なのか、その役割について確認してみることにしましょう。

コラーゲン

コラーゲン

コラーゲンは、肌のハリや弾力をだすタンパク質の一種で、ふっくらとしたハリのある肌をつくるにはコラーゲンの活躍がかかせません。

また、皮膚の強度を保つのにも必要な成分であるとされています。

コラーゲンが肌へ与える主な役割

  • ハリや弾力のある肌形成、維持
  • 酸素・栄養補給と老廃物を除去するための経路をつくる
  • 保水 など

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸

ヒアルロ酸は、皮膚(肌)の水分を保つ働きがあります。
そのため、潤いのある肌をつくるにはかかさせない成分と言えます。

また、水分を保持する能力があることからクッションの役割もはたし、細胞を守る役割も担っています。

ヒアルロン酸が肌へ与える主な役割

  • 保湿
  • やわらかく弾力のある肌形成、維持
  • シワやたるみの予防 など

エラスチン

エラスチン

タンパク質の一種で、伸縮性のある成分。
肌に柔軟性を与えています。

網の目状にはられており、コラーゲンを支えるように線維をつなぎとめています。

なお、エラスチンは、コラーゲンと共に働くことが多い成分です。

エラスチンが肌へ与える主な役割

  • 弾力を与える
  • ハリを維持
  • シワ・たるみ防止

線維芽細胞が存在する肌層

肌の構造

私たちの肌は、大きく分けると「表皮・真皮・皮下組織」の3つの層で構成されています。

線維芽細胞は、肌構造の中でも真皮という層に多く存在します。

線維芽細胞が真皮の中で果たす役割とともに、それぞれの層の特徴を確認してみましょう。

表皮(ひょうひ)

表皮

厚さがおよそ0.2mmのとても薄い膜で、肌の最も外側にある層。

外的刺激から肌を守ったり、体の水分蒸発を防ぐ「バリア機能」が大きな役割。

表皮は以下の4層から成り立っており、一番外側から深層部に向かって、以下の順で重なっています。

  1. 角質層(かくしつそう)
  2. 顆粒層(かりゅうそう)
  3. 有棘層(ゆうきょくそう)
  4. 基底層(きていそう)

真皮(しんぴ)

真皮

真皮は、表皮のひとつ内側(2番目)にあり、平均で2mmほどの厚さのある層。
肌組織の大部分を占めています。

真皮は、血管やリンパ管、汗腺の他、毛の根幹となる毛包細胞などもある層です。
ですが、真皮層のおよそ70%を占めるのがタンパク質の一種であるコラーゲン。コラーゲンを支えるように、エラスチンという線維が網目状に張り巡らされ、コラーゲンとエラスチンの間を埋めるのにヒアルロン酸が存在します。

弾力があり、ハリのある若々しい肌を保つ・つくるには、このコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の充実がかかせません。
そして、これらを生成しているのが線維芽細胞なのです。

皮下組織(ひかそしき)

皮下組織

皮下組織は、肌の3層の中で最も最下層にあり、表皮・真皮を支えています。

大部分は皮下脂肪が占めています。皮下組織には動脈・静脈がとおり、老廃物や栄養を運ぶ役割を果たしています。

その他、皮下脂肪(皮下組織)は、人の体の保温や断熱をしたりエネルギーを蓄えたり、クッションとして衝撃や外的刺激から身をまもる役割もあります。

線維芽細胞が減少する理由

肌トラブル

お肌がたるむ、シワができる、ハリがなくなる、くすむ。

これらの肌の衰えは、線維芽細胞の数が減り、肌に活力を与える成分の生産量が減少することも原因のひとつです。

線維芽細胞が減少する要因は主に3つあります。

① 加齢・老化の影響

加齢や老化によって線維芽細胞が減少する

人は、老化することで代謝機能がおち、細胞も細胞分裂や生産性が落ちていきます。

身体の事情に合わせ、例外なく新たにつくられる線維芽細胞の量も減少してしまうのです。

② 乾燥や紫外線により線維芽細胞の働きが鈍る

肌が乾燥すると線維芽細胞が減少する

皮膚が乾燥すると、線維芽細胞の活動が鈍くなります。

線維芽細胞は自らが細胞分裂することで増えたり活発な活動ができる細胞です。
鈍くなっては活き活きした線維芽細胞が増えることが難しくなり、それが続けば数も減少してしまいます。

乾燥と同様に、紫外線も線維芽細胞の活動を鈍らせるため、紫外線にあたりすぎると線維芽細胞の減少をまねきかねません。

③ 細胞の酸化による影響

活性酸素が溜まって酸化すると線維芽細胞が減少する

喫煙やストレス、摂取する食物の影響などにより、身体に活性酸素が溜まり、酸化していくことで細胞・肌の老化を急速に早めてしまいます。

線維芽細胞も当然、そのダメージを受けるため、新たな線維芽細胞を生産しづらくなることに。

セルフケアで線維芽細胞を増殖させる方法

線維芽細胞を増殖させる

いつまでも、ハリ・ツヤ・弾力のある美しい肌でいたいもの。

そのために常に新しい線維芽細胞を生成し、肌の中に美肌成分を保たなければいけません。

線維芽細胞を減らさないで増やす方法を紹介していきます。

生活習慣を見直す

保湿

前の項目で「線維芽細胞が減少する理由」を解説してきました。

まずは、線維芽細胞を減少させるおこないが自分の生活習慣にあれば正しましょう。

数例ではありますが、生活習慣の中で線維芽細胞を失わない・増やすための対策には以下のようなものが考えられます。

  • 肌が乾燥しないように保湿をきちんとする
  • 出かける時は紫外線対策をする
  • 十分な睡眠をとり、肌を休ませ栄養を与える
  • 油っこい物など、酸化を促す食物の過剰摂取に注意し、抗酸化作用のある物の摂取・バランスのよい食事を心がける
  • 適度な運動をする
  • ストレス解消
  • たばこの吸いすぎに注意する など

不足している栄養や抗酸化作用が期待できる要素を補う

足りない要素を補う

加齢・老化などで、努力をしてもはなかなか成果がでづらい場合は足りないものを補うのも選択肢のひとつ。

食物などでは摂取しにくい栄養などは、以下のようなアイテムで補うことで線維芽細胞の生成サポートが期待できます。

サプリメント

線維芽細胞を増殖させるためにサプリメントで栄養を補う

摂取するものから繊維芽細胞の増殖を試みた場合、最も有効なのはプラセンタを摂ることです。
プラセンタを摂取したい場合、一般的に市場にでまわっているアイテムではサプリメントが最も身近で摂りやすいのではないでしょうか。

プラセンタには線維芽細胞を増殖させるFGF(線維芽細胞増殖因子)という成分が含まれています。
そのため、他の栄養に比べると「繊維芽細胞の増殖」という意味では、成分の働きが最も目的にあったものと言えるでしょう。

また、ビタミンCをはじめとしたビタミン類や、コエンザイムQ10などは身体の活性酸素除去に役立ちます。
酸化を抑えたり取り除く(抗酸化)作用のある栄養を摂ることで、線維芽細胞の活動サポートとなり、増殖への貢献が期待できます。

注意点

美肌をつくるために効果的な栄養を経口摂取しても、それが「美肌」という結果として現れるとは限りません。

経口摂取したものは、一度、胃で分解されて「身体の必要な箇所へ」栄養として運ばれます。
「(顔の)お肌のために」と飲んだものでも、お肌以外の所で栄養が必要な箇所があれば、その部位へ運ばれてしまうのです。

ですが、身体全体に行き渡る場合もあり、摂取した成分が無駄になるかと言えば決してそんなことはありません。

運びたい栄養をお肌に届けるためには、普段から身体の健康状態を整えておくのが最も近道かもしれません。

化粧品(美容液・美容クリームなど)

線維芽細胞の増殖は美容液から要素を補う

化粧品、特に美容成分が配合されている美容液などを使用すると、以下のような好影響がもたらされます。

  • 抗酸化作用を促す(抗酸化作用が配合されている商品を使用した場合に限る)
  • 保湿

肌の酸化や乾燥は、線維芽細胞の働きを鈍くします。
そのため、美容液などの化粧品で肌の酸化や乾燥を防ぎ、線維芽細胞の働きを活発にすることで、線維芽細胞の増殖が期待できます。

さらに詳しく

ほとんどの化粧品では、線維芽細胞が存在する「真皮層」まで成分が届かないため、線維芽細胞を直接刺激して増殖させることができません。

ただし、化粧品が真皮層のひとつ上の表皮層で活躍し、肌を活性化することで線維芽細胞にもさまざまな好影響をもたらします。

線維芽細胞の増殖は美容外科で再生美容を受ける方法も

美容外科で線維芽細胞を増殖させる

美容医療を応用し、人間が本来持っている再生能力を引き出して美容に役立てるのが「再生美容」です。
線維芽細胞においても、再生美容をおこなう美容クリニックが広まってきています。

線維芽細胞を抽出し、増殖培養させて再び肌に移植することで、線維芽細胞を肌の中で増やすことが可能です。
移植された線維芽細胞も、徐々にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった美肌にかかせない成分を生成します。

基本的には自分の線維芽細胞を培養して再び移植するため、身体が異物反応をおこすことも少なく、体内に吸収されるリスクも低いと言われています。

ポイント

線維芽細胞は、自らの細胞分裂・増殖能力が高い細胞です。
そのため、比較的、再生美容をおこないやすい細胞と言えます。

再生美容は生成医療が認可された病院で受けましょう

再生美容は認可クリニックでうけること

再生美容も基本的には再生医療のひとつ。
医療行為である以上、自らが負う身体のリスクも考えておかなくていけません。

再生医療をおこなう美容クリニックは、厚生労働省からの認可がおりた再生医療施設です。
認可がおりているということは、それだけの技術・施設・対策が整っていると言えます。

美容と医療の曖昧さをつき、中には無許可で再生医療をおこなってしまうクリニックも存在します。
再生美容をうける際は、病院のホームページなどで再生医療認可のおりているクリニックか確認してから受診するようにしましょう。

線維芽細胞は美肌をつくる上で欠かすことができない細胞

線維芽細胞は、弾力がありハリのある肌をつくる、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどを成分を生成する細胞です。

そのため、美肌づくりは線維芽細胞をいかに活発化できるかが大きな鍵です。

まずは生活習慣を見直し、線維芽細胞が増殖しやすい状況をつくりだすことが、アンチエイジングや美肌づくりの第一歩だと言えそうです。

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